市場の変化に対応し正しい意思決定をするための店舗管理システム
ここでは顧客管理システムを導入してどのような変化や効果があったのか、店舗や企業の具体的事例を紹介しています。
当店では以前からお客様にどうやって来店していただくかというのが課題でした。しかしお客様の情報を掴みきれず、どうすべきか迷っている時に店舗管理システム導入の提案を受けました。
その中には顧客分析ができる管理機能が搭載されていたので、これが集客に使えるのではないかと考えたのです。
運用をスタートするとだんだんとデータが蓄積されていって顧客の絞り込みもできるようになりました。そこでいくつかの方法でDM案内をすると回収率が60%になりました。
それだけではありません。お客様の方からDMなどで情報が早く欲しいという声が上がってくるようになりました。DMが効果的に使えるようになったのは驚きです。
最近はこうした使い方の他に催事などでの出店の際にお客様がどの地域に多いかなど調査する際に活用しています。マーケティングが効率良くできるようになったのは大きな成果です。
A社はドラッグ販売子会社6社を統合してブランド力と経営基盤を強化することになりました。課題はポイントカードと顧客情報をどうやって統合するかでした。
6社のうち5社が独自にポイントサービスを実施していて独自カードで管理していたからです。このままでは組織的に統合してもお客様側としてはバラバラにカードを持たなくてはいけません。
しかし、重要なことはポイント管理ではなく顧客をどのようにつなぎとめるかということに気がついたため顧客を中心に考えてあらゆるサービスを連携していくという考え方にシフトしました。
顧客台帳、顧客履歴管理などしっかりした顧客管理基盤を構築した上でポイントカードと顧客情報の統合を行い、今までと違った新しい顧客管理システムを導入することになりました。
新たにポイントも含めたクレジット決済機能付きカードも発行し、その結果として顧客の行動や体験などを素早く入手してすべてを一元管理できる体制が確立できました。
今後はそうしたデータを活用して顧客サービスの充実と売上拡大を目指していくつもりです。
顧客管理とひと言にいってもいろいろなシステムがあります。
店舗管理システムを導入する際はどんな顧客管理システムが搭載されているかどうかきちんとチェックしましょう。
顧客管理目的で活用するのなら、以下のようなシステムが導入されていると便利です。
顧客の情報を管理するために必要不可欠な機能です。顧客のくわしい情報を簡単にチェックすることができます。
より効果的なアプローチを行うためには、ターゲットを絞り込み、それぞれに適した売り込みをかけることが重要なポイントとなります。
顧客台帳からの検索はもちろんですが、複数のデータから必要な情報を抽出できる機能がついていると便利です。
顧客に送るDMやメールを管理するのも大切な業務のひとつ。適切な間隔でDMを送ることができますし、DM送付後の顧客の行動管理にも役立ちます。
以上のような基本的な機能を備えているかどうかを踏まえ、おすすめの店舗管理システムを つ紹介します。
小売店向けのWebタイプ顧客管理システムを搭載。顧客台帳は顧客ひとりひとりの情報を簡単に確認できるのはもちろん、印刷して資料に活用することもできます。
検索機能は任意の項目に条件を入力して顧客を絞り込む「自由検索」のほか、最新買上日(R)、買上回数(F)、買上金額(M)を使って顧客を抽出するRFM検索に対応。
いわゆる「お得意様」やホットな客をターゲットにした売り込みができるようになります。
検索機能を使って顧客を絞り込んだ後は、DM管理・メール配信システムを使ってDMを送信することも可能。
ただDMを配信するだけでなく、発送後にその顧客が来店したかどうかも検索できるようになるため、データが蓄積されればされるほど効率的なアプローチができる仕組みになっています。
クラウド連動型POSシステム「BCPOS」では設定によって多種多様な顧客管理を行うことができます。
顧客カルテ機能では店舗の運用に合わせて自由な設問を設定することが可能となっており、顧客ごとに細かい情報を登録できるところが特徴。
カルテ情報を取り込んだDM作成もできるので、ターゲットを絞り込んだアプローチもできる仕組みになっています。
もちろん顧客検索機能や顧客の購買履歴の参照も可能。顧客管理には会員カード(ポイントカード)の発行が必要ですが、スマホ会員証も利用できるなど現代に即したシステムになっています。
クラウド上で店舗の顧客管理や在庫管理などを一元管理できる店舗管理システム。
全店で一元管理できるので、店舗が複数にわたっていても同一の接客・サービスを提供することができます。
一定の条件をもとに抽出した顧客のリスト作成もできることから、検索や顧客のリストアップにも大活躍。
また、BCPOSのポイントデータをテンポバイザーで管理すれば、全店共通ポイントを導入することもできるようになります。
一方でPOSシステムとは切り離されたクラウド型本部管理システムなので、どのメーカーのPOSを使っても決められたデータフォーマットで切り出しOK。
店舗側はいつものPOSシステムを使って普通に業務を行うだけで24時間365日自動でスピーディに集計することができます。
同じ顧客管理系でも、店舗管理システムによって機能が大きく異なります。
顧客台帳や検索機能についても基本的な機能をベースにそれぞれのシステムごとにアレンジが加わっているので、自分たちの店舗で提供しているサービスにはどのシステムが一番適しているのかよくチェックしてから導入を検討することをおすすめします。
当サイトでは主要な店舗管理システムを徹底比較。必要な機能から店舗管理システムを逆引きできるので、顧客管理機能を求めている人はぜひチェックしてみてください。