在庫管理 もうかる商品はこれだ

ここでは商品の販売効率を知るための指標として役立つ交叉比率について解説しています。

交叉比率を知れば効率良い商品がわかる

店舗経営においてはいかに利益を出すかが常に課題になります。そのために粗利益率の高い商品を仕入れたとしましょう。

しかしどれほど商品の粗利益率が高くてもそれが売れなければ利益を生み出しません。商品回転率が低い商品は効率が悪いのです。

逆に商品回転率が高い商品を仕入れて少ない在庫でもよく売れる商品を販売した場合、それが粗利益率が低かったらやはり効率は悪くなります。

つまり効率よく利益を出すためには商品回転率と粗利益率のバランスのよい商品を販売することが求められます。そしてそれを知るための指標となるのが交叉比率(交差比率)です。

交叉比率は粗利益率に商品回転率を乗じれば求められ、交叉比率の数字が大きければ大きいほど効率よくもうかるということになります。

バランスのよい商品を見つけるのは難しい

交叉比率のことがわかると簡単なことだと思うかもしれませんが、実際に効率の良い理想的な商品を見つけ出すのは予想以上に大変です。

というのも粗利益率と商品回転率は逆の動きをするケースが多いからです。粗利益率を高めようとするとできるだけ値引きはしたくないですが、価格競争になった場合にそのままの価格だと負けるので売れません。

逆にどこのお店よりも価格を低く設定して商品回転率を上げようとすると粗利益率は低くなります。売上は増えたけどもうからないというのはこのケースです。

粗利益率50%の商品の在庫回転数が2回と粗利益率20%の商品の在庫回転数5回は同じであるということを理解しておかないと、意味のない値引きをする可能性があるので注意が必要です。

粗利益率と商品回転率それぞれの数字が大きくなれば、当然ながら交叉比率が高くなって粗利益が上がるわけですが、目指す数字は200%以上が理想と言われています。

もちろん店舗によって状況が変わるので絶対的な数字ではないですが、年間の交叉比率に成績をつけるとすると、200%以上:優、150~200%:良、100~150%:可、100%以下:不可というのが目安とされています。


このページは以下の書籍を参考にして書かれています。
書籍では具体例も豊富ですので是非あわせてご参考にしてください。
【売り上げを伸ばす・利益を出す やさしくわかる「お店の数字」著者:山田公一 日本実業出版社】


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