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店舗管理システムでできること2 [POSシステム]

ここでは、POSシステムとは何かを紹介。また、システムの仕組みや種類、種類ごとの機能について掲載しています。

POSシステムとは

POSシステムとは物品の売上実績を単品単位で集計し、集計結果にもとづいて売上や在庫を管理・分析するシステムです。

POSは販売時点情報管理(Point of sale)の略称で、元々「商取引がおこなわれる場所」という意味の言葉。現在はPOSシステムやPOSシステムに必要な周辺機器を指すようです。POSシステム以外にも、パソコンPOSやPOSレジスタ、POSレジやPOSと呼ばれることがあります。

物品の売上実績を単品単位で集計する際に、商品名や価格、数量や日時などの販売実績情報を収集。「いつ・どの商品が・いくらで・いくつ売れたか」を経営者が把握しやすく、売れ行きの動向をチェックすることができます。

また、購買商品と購入者の年齢層、性別、当日の天気データも収集可能。また、予算管理や在庫管理のシステム、オーダーシステムなど、お店の全てを連携させることで情報を一元管理できるのです。

導入している店舗も多く、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアやアパレルショップ、各種専門店や外食産業、ガソリンスタンドやホテルなど、幅広く利用されています。近年はより簡易的に使用できるPOSシステムも登場。一般商店でも普及しています。

POSシステムの仕組み

POSシステムは回線を通じてサーバと通信し、データをやりとりすることでシステムを実現しています。

手順はまず、バーコードの読み取り。バーコードはJANコードと呼ばれる日本で使用される13桁や8桁のもの使用しています。読み取った情報はサーバへ送信。バーコード番号と一致する商品の価格情報などを端末へ返送することで、価格表示やレシート発行がレジで可能になるのです。

サーバにはあらかじめ商品の在庫数を登録。商品を販売するたびにレジからサーバへ「販売した」という情報を送信します。そのような情報を記録することでどれだけ売れたかを管理。商品が売れた数と在庫の数をチェックすれば、補充すべきかどうか判断することができるのです。

また、蓄積されたデータを本部へ送信することも可能。本部は各店舗の蓄積されたデータを商品開発に活用できるのです。

POSシステムの種類とそれぞれの機能

それでは、売上や在庫の管理分析を簡単にしてくれるPOSシステムにはどのような種類があるのでしょうか?ここでは、POSシステムの種類とそれぞれの機能について紹介します。

ターミナルPOSシステム

コンビニやスーパーマーケットなどで使用されることが多いターミナルPOS。POSシステムのなかでも1番多く導入されているシステムです。商品が置けるカウンターと一体の大型端末を使用するシステムもあれば、小さなテーブルやデスクに置けるような小型端末を使用するシステムもあります。

ターミナルPOSは専用機だけあってオプションが充実。クレジットカード払いやポイント払い、非接触ICカード払いといった決済システムを搭載可能です。また、決済システムとの連携機能や自動釣り銭機能が付属する場合もあります。

特にハンディ型のPOSシステム端末は持ち運びが便利。店内の席で注文時や宅配便の集荷時などで重宝します。バッテリーが内蔵されているので長時間使用が可能です。

ただ、端末の価格が高いことが多く、安くても一台50万円程度。老朽化による端末交換も数年おきに発生するため、予め費用がかかることを見込んでおく必要があります。そのため、ターミナルPOSはたくさんの店舗数を抱える大規模なチェーンストアで使用するのが適していると言えるでしょう。

パソコン型POSシステム

WindowsやMacなど、一般的なパソコンにPOSシステムをインストールし、周辺機器をPOS端末として使うタイプのシステムです。

パソコン型のPOSシステムの特徴は、POSシステム以外の作業にも使用できること。一般的なオフィスワークでの利用や店舗と本部間でのメール使用、店員の教育に使用するなど、様々な用途に活用できます。また、その他各種グループウェアを利用することも可能。本社と店舗とのやりとりがスムーズになり、スピーディーな情報共有が可能です。

使用する際、操作は一般的なOSのパソコンなので問題ありませんが、レジソフトは基本的に各社独自のもの。そのため、スタッフが使用する際、簡単なレクチャーが必要になります。

設置スペースはデスクトップPCよりも少し大きい程度なので、大きな店舗でなくても簡単に設置が可能。初期費用もPC代とインストール代のみです。店内ではハンディ型端末を使い、事務所ではPC型の端末からデータを集計・分析するという使い方ができます。

ハンディ型POSシステム

小さくて持ち運びに適している端末を使用したハンディ型POSシステム。端末から直接情報をデータベースに登録できるので、様々な場所で使用することができます。

例えば、小売店では発注作業の際に売り場をあちこち移動するため、携帯性に優れるハンディ型POSシステムが便利。

また、導入コストが比較的安価で付属のバッテリーが長時間持つため、移動が多い宅急便などの業種でも利用可能です。メインバッテリが単3電池などに対応している製品もあるため、万が一切れても、コンビニなどで購入することができます。モバイルプリンタなどと併用して利用すれば、レシートの発行も可能。個人商店や小規模店舗、出張販売を行う催事などでも活躍できます。

飲食店の注文受付やスーパーなどの商品入出庫や在庫管理といった用途にもマッチ。スペースが確保できない店舗でPOSレジとして導入するのも良いでしょう。

タブレット型POSシステム

タブレットやスマートフォンをPOS端末として使用するタイプのPOSシステム。スマートデバイス型POSシステムと呼ばれることもあります。ipadにPOSシステム用のアプリケーションをインストールして注文や会計の出来る端末として使用。ipadが主流ではありますが、Android対応のサービスもあるので、場合によっては、AndroidのPOSシステムを利用しても良いでしょう。

クラウドを活用することでデータはインターネット経由で格納。タブレットやスマートフォンを用意するだけでPOSシステムが使用できます。専用のPOSシステムと比べて導入コストが低く、中小企業で導入されるケースが多いタブレット型POSシステムです。個人商店や比較的小規模な小売店のレジ、飲食店の注文受付にピッタリと言えるでしょう。

タブレットやスマートフォンを使用するので、実際に使うスタッフにとっても操作がわかりやすいのがメリット。一方、タブレット型POSシステムは特に会計業務に特化していることが多いため、既存の基幹システムとの連携が困難であったり、在庫情報や顧客情報との統合が難しかったりするようです。

POSシステムの導入メリット

POSシステムにある様々なメリット。データを収集し、マーケティング分析に役立てたり、業務の効率化に役立てたり、売上データを一元管理したりすることができるようになります。

業務の効率化

POSシステムを導入するとレジ会計業務や在庫管理が効率化されます。バーコードを読み取り会計するので、レジに手入力で金額を打つのと比べ、POSシステムは圧倒的に作業時間が短いのが特徴。

手順はまず、商品のバーコードを読み取った後に、小計するキーを押して表示された金額をお客様に伝えます。次に預かった金額を打ち込んでキーを押すとお釣りの金額を表示。その後、お釣りとレシートを渡すだけで良いので、お客様をお待たせする時間を減らすことができます。

また、人為的なミスも削減。自動釣銭機と連携すれば、お釣り計算の時間を短縮するだけでなく、お釣りの渡し間違い防止や会計ミスを減らすことができます。営業終わりのレジ閉めでも、レジ金を合わせるだけで良いので時間がかかりません。

データ収集・マーケティング分析

POSシステムを導入すれば、データ収集やマーケティング分析ができるようになります。いつ、どの商品が、どのくらい購入されたかをリアルタイムで収集。クラウド上で販売データを集計できるので、顧客情報や商品ごとの売り上げ傾向をいつでも確認することができます。

また、在庫管理機能との連携が可能。今売るべき商品情報を瞬時にスタッフ間で共有できます。過去の売上データが記録されているので、売れ筋商品を把握し、売上アップに役立てることもできるでしょう。

POSシステムは分析機能も充実。ABC分析による在庫調整や商品の販売促進、RFM分析やCPM分析による顧客の囲い込み施策などが搭載されています。収集したCRM情報をもとに購入されやすい商品をシステムが分析。顧客管理機能を利用し、DM発行やポイント管理を行えば、優良顧客へ優先的にプロモーションを行うこともできます。

売上データの一元管理

POSシステムを導入すれば、複数店舗の売上や在庫状況を一元管理できます。各店舗の日報作成を待たずに、本部でリアルタイムに売上集計の確認が可能。多店舗経営の一元管理に役立ちます。

以前の多店舗経営では、各店舗の手作業による日報作成や売上集計、FAXによる本部への報告が一般的。しかし、POSシステムの導入で正確な情報を素早く把握できるようになりました。また、店舗スタッフや本部の手間も自動化によって削減。管理コストを減らすことができます。

また、店舗にいなくても在庫状況の把握が可能。そのため、本部から各店舗の在庫を把握が容易です。定番商品や売れ筋商品などの品切れによる販売期間損失を減らしたり、在庫に早く対応したりして、経営成績を向上させましょう。

あなたのお店に必要な機能からチェック!店舗管理システム完全比較
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